パソコンを起動した際に「ディスクのエラーを確認しています」という画面が表示され、いつまで待っても終わらないと不安になる方は少なくありません。
途中で電源を切ってよいのか、このまま待つべきなのか判断に迷う場面もあるでしょう。
実際には、処理に時間がかかるケースもあれば、ストレージの故障やシステムの不具合が原因となっている場合もあります。
ここでは、「ディスクのエラーを確認しています」が終わらない主な原因や、安全に対処する方法、やってはいけない注意点まで初心者にもわかりやすく紹介します。
- 「ディスクのエラーを確認しています」とは
- 「ディスクのエラーを確認しています」が終わらない主な原因
- 「ディスクのエラーを確認しています」が終わらないときの対処法
- やってはいけない注意点
- 修理や買い替えを検討する目安
「ディスクのエラーを確認しています」とは

突然電源が切れたり、強制終了したりしたあとに表示されることが多く、ファイルシステムの整合性を保つために実行されます。
また、ハードディスクやSSDに異常が見つかった場合にも、この画面が表示されることがあります。
必ずしも故障を意味するわけではありませんが、何度も繰り返し表示される場合は注意が必要です。
「ディスクのエラーを確認しています」が終わらない主な原因
ストレージの容量が大きい
保存しているデータが多いほど、チェックには時間がかかります。
特に1TB以上のストレージでは、正常な状態でも数十分から数時間かかることがあります。
ハードディスクに物理的な異常がある
HDDは経年劣化によって読み書きできない領域が発生することがあります。
不良セクタが増えると確認作業が進みにくくなり、長時間停止しているように見える場合があります。
Windowsのシステムファイルが破損している
更新プログラムの失敗や突然の電源断などが原因で、システムファイルが壊れることがあります。
その結果、エラーチェックが正常に完了できないケースも考えられます。
SSDや接続機器のトラブル
SSDでも故障することはあります。
また、外付けストレージやUSB機器との相性や接続不良が影響し、起動時の確認が長引く場合もあります。
「ディスクのエラーを確認しています」が終わらないときの対処法
まずはしばらく待つ
処理が進んでいる場合は、途中で電源を切らずに待つことが大切です。
数十分程度で終わることもあれば、大容量のディスクではさらに時間がかかることもあります。
画面に進行状況が表示されている場合は、できるだけ完了するまで待ちましょう。
長時間変化がない場合は再起動を検討する
その場合は、やむを得ず電源ボタンを長押しして終了し、再度起動して状況を確認します。
ただし、強制終了はデータ破損の原因になる可能性があるため、何度も繰り返すことは避けましょう。
セーフモードで起動する
通常起動できない場合は、セーフモードで起動できることがあります。
セーフモードでは必要最低限の機能だけでWindowsが起動するため、原因の切り分けに役立ちます。
起動後に不要なソフトを削除したり、システムの状態を確認したりすると改善につながることがあります。
CHKDSKを実行する
Windowsには「CHKDSK」というディスクの状態を確認する機能があります。
管理者権限のコマンドプロンプトで実行すると、論理エラーの修復や不良セクタの確認が行えます。
ただし、ストレージの状態によっては完了まで時間がかかるため、途中で中断しないことが大切です。
システムファイルを修復する
Windowsが起動できる場合は、システムファイルの修復機能を利用する方法もあります。
代表的なコマンドとして「sfc /scannow」があり、破損したシステムファイルの確認と修復を行います。
システムの不具合が原因であれば、正常に起動できるようになる可能性があります。
やってはいけない注意点
何度も強制終了しない
画面が止まっているように見えても、内部では処理が続いている場合があります。
何度も電源を切ると、ファイルの破損やWindowsが起動できなくなる原因になることがあります。
まずは十分な時間待ってから判断しましょう。
異音がする場合は使用を続けない
HDDから「カチカチ」や「ガリガリ」といった異音が聞こえる場合は、物理的な故障の可能性があります。
そのまま使用を続けると状態が悪化し、大切なデータを取り出せなくなる恐れもあります。
できるだけ早くデータのバックアップを検討してください。
大切なデータは早めに保存する
一度でもディスクエラーが表示された場合は、今後も同じ症状が起きる可能性があります。
パソコンが起動できるうちに、写真や書類など重要なデータは外付けSSDやクラウドストレージへ保存しておくと安心です。
修復が終わっても繰り返す場合は故障を疑う
毎回起動時にエラーチェックが始まる場合は、一時的な不具合ではなくストレージの劣化が進んでいる可能性があります。
ストレージの健康状態を確認できる診断ツールを利用したり、メーカーのサポートへ相談したりすることも検討しましょう。
修理や買い替えを検討する目安
エラーチェックを繰り返しても改善しない場合や、起動できない状態が続く場合は、ストレージ自体が故障している可能性があります。
特に使用年数が5年以上のHDDは、経年劣化による故障リスクが高まる傾向があります。
SSDも書き込み回数には限界があるため、長年使用している場合は寿命を迎えることがあります。
仕事や学校で使用するパソコンであれば、突然使えなくなる前にバックアップを取り、修理やストレージ交換を検討すると安心です。
まとめ
「ディスクのエラーを確認しています」が終わらない場合は、まず処理が進んでいるかを確認し、慌てて電源を切らないことが大切です。
データ量が多いだけで時間がかかるケースもありますが、何時間も変化がない場合はストレージやWindowsの不具合が関係している可能性があります。
一時的な不具合であれば再起動やCHKDSK、システムファイルの修復で改善することがあります。
一方で、エラーが何度も発生したり異音が聞こえたりする場合は、ストレージの故障も視野に入れる必要があります。
大切なデータを守るためにも、早めのバックアップを心掛け、必要に応じて修理やストレージ交換を検討しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
