【ネタバレ】「じゃあ、あんたが作ってみろよ」第5話レビュー|とり天の破壊力

【ネタバレ】「じゃあ、あんたが作ってみろよ」第5話レビュー|とり天の破壊力
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「じゃあ、あんたが作ってみろよ」第5話は、恋愛・家族・仕事という異なる場所で、“人に頼れない”というテーマが共通して描かれた印象深い回でした。

鮎美は嫉妬や不安をうまく言葉にできず、ミナトはマイペースすぎて相手を振り回す。

勝男は兄・鷹広の悩みに気づきながらもどう支えていいか分からず葛藤し、最終的に“とり天”が兄弟の関係を柔らかくほどいていきます。

今回は、そんな第5話の展開をネタバレとともに丁寧にレビューし、物語の中で大きな役割を担った「とり天」の魅力にも触れていきます。

  • 第5話のあらすじ:とり天よ、空を飛べ!
  • 3人に共通する「頼れない」問題
  • 勝男の成長が光る回
  • とり天作りで見えた“元恋人の距離感”
  • ミナトと鮎美のすれ違い
  • 今後の関係はどう動く?
目次

第5話のあらすじ:とり天よ、空を飛べ!

画像引用元:Tver

ミナトが元カノを車に乗せていた場面を目撃してしまった鮎美は、心の奥でモヤモヤが膨らんでいきます。

さらにその元カノを家に連れてくるミナト。

平然と接する彼の態度に鮎美の不安は限界寸前に。

一方、勝男の元には兄の鷹広が訪問。強く見える兄がどこか悩んでいることに気づきながらも、どう関係を築けばいいのか迷う勝男。

椿から「頼り方が分からないのでは?」と言われたことをきっかけに、兄を元気づけようと思い立ちます。

兄が「鮎美のとり天が食べたい」とこぼしていたのを受けて、勝男は自分でとり天作りに挑戦。

しかし上手くいかず、白崎と南川に助けを求めることに。

買い物中に偶然ミナトと鮎美に遭遇した勝男は、思い切って鮎美に教えを乞い、久しぶりに2人で料理をする時間を過ごします。

完成したとり天を空港の兄へ届け、勝男は悩みを抱え込まず妻に相談するよう背中を押します。

鷹広はその言葉を受けて、不妊治療について妻に打ち明ける決意を固めるのでした。

そして鮎美もまた、勝男と鷹広の会話に影響され、ミナトに「元カノとは会わないでほしい」と勇気を持って伝えます。

しかしミナトは、自分の行動を変えることは苦手だと言い、さらには結婚の話題をきっかけに“別れ”を切り出すのでした。

3人に共通する「頼れない」問題

鮎美は言いたいことを飲み込んでしまうタイプ

鮎美は、相手の気持ちを優先しすぎて自分の感情を押し殺してしまう癖があります。

甘いものが苦手なのに我慢して食べたように、今回も「元カノと会ってほしくない」と言えずモヤモヤが溜まっていました。

「嫌われたくない」「空気を壊したくない」

そんな気持ちが彼女を動けなくしてしまうのです。

椿も“全部自分で抱える”タイプ

椿もまた、自分で全部処理しようとするタイプ。

普段は明るくサバサバしているように見えても、仕事や悩みを抱え込む傾向が強いことが今回のエピソードから見えてきます。

鷹広は“九州男児”の価値観に縛られている

頼ることが苦手な筆頭は鷹広。

「男は強くあるべき」という父からの刷り込みで、弱音を吐くことを封印して生きてきました。

でも、人は誰しも弱音を吐いていい。
誰かに支えてもらってもいい。

第5話では、そのメッセージが温かく描かれていました。

勝男の成長が光る回

兄の悩みに気づき、寄り添おうとする姿が立派

勝男にとって鷹広は“強くて頼れる兄”。

そんな兄が沈んでいることに気づいた勝男は、慣れないながらも何とか力になろうと動き始めます。

椿のアドバイスで「兄は頼り方が分からないだけかもしれない」と知り、自分なりに寄り添おうとする姿がとても優しかった。

とり天への挑戦が愛おしいほど不器用

兄が鮎美のとり天を恋しがっていたことから、自分も同じ味を再現しようと必死に挑戦。

でも思うように作れず、白崎と南川に相談する流れは、勝男の素直さが出ていてほっこり。

この「不器用だけど努力家」というバランスが、視聴者に愛される理由でしょう。

とり天作りで見えた“元恋人の距離感”

2人で並んで料理するだけでドラマになる

鮎美に助けを求めて、一緒にとり天を作るシーンは今回のハイライト。

ただ隣に立って材料を混ぜたり揚げたりするだけなのに、空気の柔らかさがとんでもない破壊力。

2人の距離が絶妙で、「やっぱりこの2人、相性いいよね…」と思わず感じてしまう時間でした。

鮎美のこだわりと、勝男の素直さが噛み合う

鮎美の料理へのこだわりやプライドが丁寧に描かれ、勝男が「はい、はい」と素直に言うことを聞く姿が、これまでの勝男からは想像できないほど柔らかい。

この関係性こそ、2人がうまくいっていた理由の一つなのだと思わされます。

ミナトと鮎美のすれ違い

“元カノ問題”は価値観の違いの象徴

ミナトはマイペースで良い人に見えるけれど、「恋人よりも自分の感覚を優先する」ところが鮎美の不安を増幅させています。

恋人が嫌がる行為を「自分のスタイル」として続けるのは、正直恋愛には不向き。

“結婚”という言葉が地雷になる

鮎美が何気なく口にした「結婚すれば変われるかも」という一言。

これがミナトにとっては重すぎるワードで、結果的に別れにつながりました。

ここでも、2人の価値観のズレが浮き彫りになります。

  • 鮎美:関係を深めたい
  • ミナト:自由でいたい

根本から違っていたのかもしれません。

今後の関係はどう動く?

第5話は、鮎美がミナトとの関係に終止符を打つ回。

そして同時に、勝男との距離がまた少しだけ近づいた回でもあります。

物語は折り返し地点。

ここから、

  • 勝男のさらなる変化
  • 鮎美の気づき
  • 2人がどう向き合うのか

が大きなテーマとなっていくでしょう。

まとめ

第5話は「頼れない人たち」が抱える孤独と、誰かに寄り添うことで生まれる変化を温かく描いた回でした。

  • 鮎美は不安を飲み込んでしまう
  • 椿は仕事を抱え込みすぎる
  • 鷹広は“九州男児”の価値観に縛られていた

そんな3人の背中を押したのが勝男の成長であり、とり天という家庭の味。

そして鮎美とミナトの別れは、今後の関係性が大きく動く予告編のようでもあります。

次回、鮎美と勝男の距離がどんなふうに変わるのか─
─期待が高まる展開になりました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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