クリスマスといえば欠かせないのが「クリスマスツリー」ですよね。
街中でよく見かけるツリーの多くは人工のものですが、もともとは本物の木を飾る習慣から始まりました。
では、クリスマスツリーに使われる木は一体どんな種類なのでしょうか?
この記事では、「クリスマスツリーは本来どんな木なのか?」という疑問に答えつつ、世界と日本で使われているツリーの木の種類や特徴を分かりやすく紹介します。
クリスマスツリーは本来なんの木?

クリスマスツリーに使われている木は、基本的に常緑針葉樹(じょうりょくしんようじゅ)と呼ばれる種類です。
中でも最も代表的なのが、マツ科モミ属の「もみの木」です。
つまり、「クリスマスツリー=もみの木」というイメージは、ヨーロッパ発祥の伝統に由来しています。
ヨーロッパ発祥の「もみの木」が選ばれた理由
クリスマスツリーの起源は、16世紀頃のドイツにあると言われています。
当時、冬でも青々とした葉を保つもみの木は「生命力の象徴」とされ、宗教的な意味合いとともに人々の暮らしに溶け込んでいきました。
やがてこの文化がイギリスやフランスへと広まり、19世紀には世界中でツリーの装飾がクリスマスの定番になりました。
ただし、地域によって気候や樹木の分布が異なるため、もみの木以外の針葉樹が使われるようにもなっています。
世界各国で使われるクリスマスツリーの木の種類
世界では、地域によって異なる種類の木が「クリスマスツリー」として使われています。
以下に主な種類を紹介します。
- ヨーロッパ(ドイツ・フランスなど)
→ ドイツトウヒ(スプルース)やノルウェイトウヒが一般的。もみの木に似た形で、入手しやすいことから人気。 - アメリカ・カナダ
→ バルサムファー、フレイザー・ファー、ダグラスファーなどが主流。香りが良く、枝がしっかりしているため飾りつけに最適。 - 北欧諸国(ノルウェー・フィンランド)
→ もみの木(アビエス属)が定番。雪の中でも緑を保ち、美しい円錐形が特徴。 - 日本
→ 気候的にもみの木が育ちにくいため、代わりにエゾマツ・トドマツ・ウラジロモミなどの針葉樹が使われています。
日本でクリスマスツリーにおすすめの木4選

① ウラジロモミ(日本原産のもみの木)
ウラジロモミは福島県から四国地方まで自生する日本特有の木。
葉の裏が白く、全体的に灰色がかった美しい緑色をしています。
成長が穏やかで室内にも飾りやすく、日本では“本物のもみの木ツリー”として人気です。
② トドマツ(北海道モミ)
北海道を中心に広く分布する針葉樹で、「北海道モミ」とも呼ばれます。
柔らかい葉とバランスの良い円錐形のシルエットが特徴で、ツリーに最適。
寒冷地でも元気に育つため、北海道のクリスマスでは欠かせません。
③ エゾマツ
北海道全域に分布する常緑樹で、ツリーとしての人気も高い木です。
葉先がやや尖っているため飾りをつける際には注意が必要ですが、雪をまとった姿はまさに“天然のクリスマスツリー”。
家庭用ツリーとしても人気があります。
④ モミの木(定番中の定番)
ヨーロッパ発祥の本来のツリーとして知られるモミの木。
日本でも高尾山や本州各地に自生しています。
木目が美しく、古くから割り箸や家具などの木材としても利用されてきました。
本来のクリスマスツリーの象徴として、日本でも人気が高まっています。
本物の木と人工ツリー、どっちが良い?
最近では手入れのしやすさから人工ツリー(フェイクツリー)を使う家庭が増えています。
ただし、本物の木ならではの香りや存在感はやはり格別です。
特にもみの木やトドマツは、樹液の香りがクリスマスの雰囲気を一層盛り上げてくれます。
一方、人工ツリーは繰り返し使える上、サイズやデザインも豊富。
「環境への負担を減らしたい」「毎年同じ場所に飾りたい」という場合には人工ツリーもおすすめです。
まとめ:クリスマスツリーの原点は“もみの木”
クリスマスツリーは本来、冬でも緑を保つもみの木(モミ属の常緑針葉樹)が使われていました。
ヨーロッパでは生命力の象徴、日本では地域に合ったマツ科の樹木が代用されることも多いです。
この記事のポイントをまとめると次の通りです。
- クリスマスツリーの起源はヨーロッパで、もみの木が原点
- 日本では「ウラジロモミ」「トドマツ」「エゾマツ」などが人気
- 本物の木は香りと自然な姿が魅力、人工ツリーは手軽さが魅力
- どちらを選ぶかはライフスタイル次第
もし「本物のツリーを飾ってみたい」と思ったら、手入れのしやすいウラジロモミやトドマツを選ぶとよいでしょう。
クリスマスの季節に、緑の木と灯りがもたらす温かい雰囲気をぜひ楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
