パソコンのビープ音が鳴って起動しない?原因と自分でできる対処法まとめ

パソコンのビープ音が鳴って起動しない?原因と自分でできる対処法まとめ
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パソコンの電源を入れた瞬間、「ピーッ」「ピピッ」といった電子音が鳴り続けて起動しないことはありませんか?

この音は「ビープ音」と呼ばれ、パソコン内部の異常を知らせる警告音です。

音の回数や長さによって原因を特定できる場合もありますが、まずは落ち着いて基本的なチェックを行いましょう。

この記事では、ビープ音が鳴ってパソコンが起動しないときに試したい対処法を、ノートPC・デスクトップ別に詳しく解説します。

目次

ビープ音とは?原因を知るための第一歩

ビープ音(Beep音)とは、パソコンのハードウェアが異常を検知した際にスピーカーから発せられるエラーサインのことです。

「メモリ」「CPU」「マザーボード」「グラフィックボード」「電源」など、どこかのパーツが正常に動作していないときに鳴ります。

BIOSの種類(AMI・Award・Phoenixなど)によって音の回数や意味は異なりますが、一般的には以下のように判断できます。

  • 短いビープ音が繰り返される:メモリ接触不良
  • 長音が1回または数回:グラフィックボード・電源系統の不具合
  • 長短の組み合わせ:マザーボードのハードエラー

正確な意味を調べたい場合は、パソコンの取扱説明書やメーカー公式サイトで「ビープ音コード一覧」を確認しましょう。

メモリの抜き差しで改善することが多い

最も多い原因のひとつが、メモリの接触不良です。

ホコリや静電気などでメモリが正しく認識されず、起動できないケースがあります。

そのため、メモリを抜き差しするだけで改善することも珍しくありません。

ノートパソコンの場合

  1. パソコンの電源を完全に切り、バッテリーを取り外します。
  2. 背面カバーを開けます。(機種によってはキーボード側からアクセスするタイプもあります)
  3. メモリ両端の固定クリップを外側に押し広げ、メモリをゆっくり取り外します。
  4. スロットの切り欠き位置を合わせてメモリを斜めに差し込み、軽く押し下げて「カチッ」と音がするまで固定します。

再びバッテリーを装着し、電源を入れてみましょう。

デスクトップパソコンの場合

  1. 電源を切り、ケーブルをすべて抜いてからPCケースを開けます。
  2. メモリスロット両端のツメを外側に押し、メモリをゆっくり抜き取ります。
  3. スロットの切り欠きに合わせてメモリをしっかり差し込み、両端のツメが「カチッ」と戻るまで押し込みます。

この作業で接触が改善され、ビープ音が止まることがあります。

グラフィックボードの抜き差しも有効

デスクトップPCで、画面が映らずビープ音が鳴る場合はグラフィックボード(GPU)の接触不良も疑いましょう。

映像出力に関わるパーツなので、異常があると起動しないことがあります。

デスクトップパソコンの場合

  1. 電源を完全に切り、電源ケーブルを抜きます。
  2. ケースを開け、グラフィックボードを固定しているネジまたはロックを外します。
  3. PCI Expressスロットからゆっくりと引き抜きます。
  4. 金色の接点部分を消しゴムまたは無水エタノールで軽く清掃します。
  5. 再びしっかりとスロットに差し込み、ロックを固定します。

補助電源ケーブルがある場合は、確実に接続されているかも確認しましょう。

その後、ケースを閉じて電源を入れ、ビープ音が止まるか確認します。

ノートパソコンの場合

ノートPCでは、グラフィックボードがマザーボードに直接はんだ付けされていることが多いため、ユーザーが取り外すことはできません。

この場合はメーカー修理や専門業者への依頼が必要です。

電源ユニットのトラブルをチェック

電源ユニットの供給が不安定、または故障しているときにもビープ音が鳴ることがあります。

パソコン内部のパーツに十分な電力が届かず、正常に起動できない状態です。

  1. マザーボード・CPU・グラフィックボード・ストレージなどへの電源ケーブルがしっかり挿し込まれているか確認。
  2. 緩んでいるケーブルがあれば、奥まで差し直します。
  3. 予備の電源ユニットがある場合は交換して動作確認を行ってみましょう。

電源ユニットの寿命はおよそ3〜5年。

経年劣化によってビープ音が発生することもあるため、長期間使用している場合は交換を検討しましょう。

周辺機器が原因の場合も

意外と多いのが、外部機器のトラブルによる起動不良です。

USBメモリや外付けHDDなどが原因で、パソコンが正しく起動できないことがあります。

  1. 電源を切り、ケーブルをすべて外します。
  2. モニター・キーボード・マウス・USB機器・LANケーブルなど、全ての周辺機器を取り外します。
  3. 「マザーボード」「CPU」「メモリ1枚」「グラフィックボード(ある場合)」だけの最小構成で電源を入れます。

これで正常に起動する場合は、取り外した機器の中に原因がある可能性が高いです。

一つずつ周辺機器を接続していき、どのデバイスが不具合を起こしているか特定しましょう。

それでも改善しないときは?

ここまで試してもビープ音が止まらない場合は、マザーボード自体の故障やBIOS設定の破損が考えられます。

専門知識が必要になるため、無理に分解せずメーカーサポートに相談しましょう。

一時的な静電気トラブルの場合は、放電で改善することもあります。

電源ケーブルとバッテリーを外し、電源ボタンを10秒ほど押してから再接続すると復旧するケースもあります。

まとめ|ビープ音は「助けのサイン」

ビープ音が鳴るということは、パソコンが「どこに異常があるか」を教えてくれているサインです。

焦らず原因を一つずつ切り分けていけば、意外と簡単に解決する場合も多いです。

  • メモリ・グラフィックボードの抜き差しを試す
  • 電源ケーブルやユニットの確認をする
  • 周辺機器を外して最小構成で起動してみる

これらの手順を踏んでも直らない場合は、ハードウェア故障の可能性が高いため、専門修理を検討しましょう。

早めの対応で、大切なデータを守ることができます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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