2025年12月、警察庁が公式X(旧Twitter)で投稿した「乗合自動車発進妨害について知っていますか?」という注意喚起が、大きな反響を呼びました。
内容は、停留所から発進しようとするバスの前に割り込む“発進妨害”を行う車が後を絶たないというもの。
道路交通法で明確に禁止されているにもかかわらず、意外にも知らない運転者が多く、SNSでは共感や驚きの声が多数寄せられました。
今回は、発進妨害の具体的な内容や危険性、罰則、そして注意喚起がこれほど注目された理由を詳しく解説します!
- バスの“発進妨害”とは何か?
- 警察庁が注意喚起を行った背景
- 発進妨害が危険な理由
- SNSで寄せられた反応
- 発進妨害の罰則は?
- 交通安全のためにドライバーができること
バスの“発進妨害”とは何か?

これは単なるマナー違反ではなく、道路交通法で禁止されたれっきとした交通違反です。
警察庁が注意喚起を行った背景
警察庁の投稿には、発進する直前のバスの前に乗用車が無理に割り込むイラストが掲載されていました。
この行為が原因で、バス車内の乗客が転倒する危険性があることを示したものです。
近年、バスの発進妨害は以下のような問題を引き起こしています。
- バスの遅延
- 車内での転倒事故
- 高齢者・子どもの負傷リスク
- ドライバーの業務負担増
こうした危険性の認知が広がっていないため、今回の注意喚起が行われました。
道路交通法が定める発進妨害禁止
道路交通法第31条の2には、以下のように記されています。
「停留所で停車中の路線バスが発進の合図をしたとき、後続車はその進行を妨げてはならない」
つまり、バスがウインカーで発進合図を出した時点で、後方車両は減速・停止して進路を譲る義務があります。
知らなかったでは済まされない、明確な交通ルールです。
発進妨害が危険な理由
発進妨害は、運転席から見て想像以上に危険な行為です。
バス車内の転倒事故を招きやすい
発進のタイミングが乱れると、立っている乗客・掴まり切れていない高齢者などが転倒しやすくなります。
バスのダイヤが乱れる
バスが発進できず遅延すると、多くの乗客の移動に影響します。
無理な追い越しが事故につながる
バスを避けようと急な車線変更をする車もあり、これが二次事故の原因になることもあります。
こうしたリスクがあるため、法律でも厳しく規定されているのです。
SNSで寄せられた反応
警察庁の注意喚起には多くの反響が寄せられました。
- 「やっと言ってくれた。オレ様運転手多すぎ」
- 「本当に知らない人がいるんだよね」
- 「教習所で習ったけど忘れている人が多い」
- 「取り締まりをもっと強化してほしい」
特に多かったのは、「知らない」「教習で聞いた覚えがない」という声。
認知度が低い交通ルールであることが浮き彫りになりました。
また、「実際に発進妨害を目撃した」「割り込まれて危険だった」という具体的な体験談も数多く投稿されています。
発進妨害の罰則は?
普通車がこの違反を犯した場合、以下の処分が科されます。
- 反則金:6000円
- 違反点数:1点
点数は少ないものの、“軽い違反”ではありません。
通勤・通学で車を使う人にとっては点数1点でも影響が大きい場合があります。
また、事故につながった場合はさらに重い責任を問われる可能性があります。
交通安全のためにドライバーができること
発進妨害を防ぐために、ドライバーが意識すべきポイントをまとめます。
発進合図を見逃さない
バス停付近ではバスのウインカーに注意し、スピードを落としておきましょう。
無理な追い越しをしない
急いでいてもバスの前に割り込むのは非常に危険です。
バス利用者への配慮を意識する
バスには高齢者・子ども・妊婦など、転倒事故で大きなケガにつながりやすい乗客が多くいます。
自分が理解していない交通ルールを見直す
交通ルールはアップデートされることもあります。
今回の件をきっかけに、運転者全員が意識を高めることが求められます。
まとめ
今回の警察庁による注意喚起で、バスの“発進妨害”という交通違反が改めて注目されました。
- バスが発進合図を出したら進行を妨げてはいけない
- 発進妨害は遅延だけでなく車内事故を引き起こす
- 違反した場合は反則金6000円・点数1点
- 認知度が低いため注意が必要
交通量が多い街ほど、わずかな無理な運転が大きな事故につながります。
交通ルールを正しく理解し、バスが安全に走れる環境づくりに協力していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
