お正月や行事で食べる機会が多い「お餅」
しかし、保存しているうちに固くなったり、カビが生えてしまったりと扱いが難しい食材でもあります。
「常温でどのくらい日持ちするの?」「賞味期限が切れた餅って食べても大丈夫?」
そんな疑問を持つ方も多いでしょう。
この記事では、餅の賞味期限・保存方法・固くなった時の復活法をわかりやすく解説します。
これを読めば、いつでも美味しくお餅を楽しめますよ。
餅とは?

お餅とは、もち米を蒸して搗き(つき)上げ、成形したものを指します。
もち米以外にも、米粉・あわ・きび・葛粉などを使った餅もあり、原料によって「葛餅」「豆餅」などと呼ばれます。
日本では古くから餅が食文化に根付いており、奈良時代にはすでに餅を神事や祝い事に使う文化があったとされています。
正月の鏡餅、春の草餅、端午の節句の柏餅など、季節を彩る伝統食として親しまれています。
餅の日持ちはどれくらい?
餅の日持ちは、「手作り」か「市販品」か、また「保存方法」によって大きく変わります。
手作り餅の日持ち
- 常温保存:1〜2日程度
- 冷蔵保存:約1週間〜10日
- 冷凍保存:約1ヶ月〜3ヶ月
手作り餅は防腐剤などが含まれていないため、常温ではすぐにカビが発生します。
乾燥しやすいので、保存する際はラップでぴったり包み、密閉袋に入れるのがポイントです。
市販の切り餅(日持ち・賞味期限)
市販されている真空パックの切り餅は、保存性に優れています。
- 未開封(真空パック):製造から12〜24ヶ月が目安
- 開封後:常温で1〜2日、冷蔵で2週間、冷凍で約半年
真空状態が保たれていれば、長期保存が可能です。
ただし、袋が膨らんでいる場合やカビ臭・酸っぱいにおいがあるときは食べないようにしましょう。
賞味期限切れの餅は食べられる?

真空パックの餅であれば、賞味期限切れから1年ほど経っても問題ない場合があります。
ただし、保存状態が悪いと酸化や発酵が進むため、食べる前に必ず確認が必要です。
以下のような状態なら食べないでください。
- 酸っぱいにおいがする
- 表面にカビや黒ずみがある
- 粘りやぬめりが出ている
- 真空パックが膨張している
開封後の餅は、たとえ賞味期限内であっても常温では腐りやすいため、早めに冷蔵または冷凍保存しましょう。
餅が固くなる原因
お餅が固くなるのは、時間が経過することででんぷんの「老化(劣化)」が進むためです。
餅に多く含まれるアミロペクチンが水分を失うことで、弾力がなくなりカチカチに。
この現象は温度変化でも進むため、冷蔵庫での保存時は特に注意が必要です。
固くなった餅を柔らかく戻す方法
1. 水に濡らして電子レンジで加熱
最も手軽な方法です。
- 餅の表面をサッと水で濡らす
- ゆるめにラップをかける
- 電子レンジで20〜30秒ずつ様子を見ながら加熱
柔らかくなったらすぐ取り出しましょう。加熱しすぎると溶けすぎてしまいます。
2. 炊飯器で保温
- 餅をラップで包み、炊飯器に少量の水を入れる
- 保温モードにして30分〜1時間ほど置く
保温の蒸気でやわらかくなり、まるでつきたてのような食感が戻ります。
3. おしるこにリメイク
固くなったお餅は「おしるこ」にするのもおすすめ。
水分を含むことで自然と柔らかくなり、やさしい甘さで美味しく食べられます。
作り方の一例:
- 水で濡らした餅を電子レンジで温める
- トースターで軽く焼き目をつける
- ゆであずき缶+水+塩少々でおしるこを作る
- 餅を入れて完成
餅を長持ちさせる保存方法
- ラップでしっかり包む(乾燥防止)
- 密閉袋や保存容器に入れる(空気遮断)
- 冷凍する場合は1個ずつ小分け
- 使うときは自然解凍 or レンジ解凍
冷凍保存すれば、数ヶ月間美味しさをキープできます。
食べるときは自然解凍してから焼くと、焼きムラが少なく仕上がります。
まとめ
- 手作り餅は常温1〜2日、冷蔵約1週間、冷凍で1〜3ヶ月保存可能
- 市販の切り餅は未開封なら12〜24ヶ月もつ
- 真空パックが膨らんでいたり酸っぱい匂いがしたら食べない
- 餅が固くなるのはでんぷんの老化が原因
- 固くなったら水をつけてレンジ加熱 or 炊飯器で保温
- 冷凍保存で長期保存が可能
お餅は扱い方次第で日持ちが大きく変わります。
正しい保存と加熱方法を知っておけば、いつでも美味しく、無駄なく楽しむことができますよ。
冷凍ストックしておけば、忙しい朝でも焼き餅やおしるこを手軽に味わえます。
ぜひ今日から、お餅の正しい保存術を試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
